大学との
共同研究について
鹿児島大学・九州大学との共同研究
当研究所と鹿児島大学および九州大学は、フコイダンの持つ抗がん作用及びその他効能について、共同で各種実験、研究を行い、研究結果ならびに情報の共有を行っております。
[主な研究内容]
・フコイダン混合食品のがん抑制効果:動物実験及び臨床応用
・フコイダン混合食品のがん抑制効果
・フコイダン混合食品の肥満抑制、高血糖抑制、抗腫瘍効果およびナチュラルキラー(NK)活性亢進能
国立大学法人 九州大学大学院農学研究院に
「食品免疫機能分析学(旧機能性多糖分析学)寄附講座」を開設
内閣府認証 特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所は、広く国民等に対して、自然治癒力(免疫力)賦活成分と言われている海藻(褐藻類)より抽出された高分子多糖体「フコイダン」を啓発することによって、食生活を通じて健康で快適な生活の維持に寄与することを目的として活動を続けています。
2016年4月より会員企業である、株式会社ヴェントゥーノとともに、国立大学法人九州大学大学院農学研究院に「食品免疫機能分析学(旧機能性多糖分析学)寄附講座」を開設することとなりました。
これを機に、フコイダンをはじめとする機能性多糖類の研究・啓発活動を一層行うとともに、若手研究者の育成にも努めていく方針です。
1.寄附講座概要
(1)所在地: 九州大学大学院農学研究院 生命機能科学部門 食料化学工学講座 内
(〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1)
(2)講座名: 「食品免疫機能分析学(旧機能性多糖分析学講座)寄附講座」
(3)担当教員予定:
農学研究院 生命機能科学部門 宮﨑 義之 准教授
略歴:九州大学大学院農学研究院において食品機能性研究に携わり、2003年に博士号を取得。その後、九州大学医学部ポスドク研究員および佐賀大学医学部助教を務め、免疫学的な基礎研究に従事する。2010年1月、NPOフコイダン研究所主任研究員に着任し、同年8月から2014年9月まで同研究所理事長を務める。2014年10月から九州大学大学院農学研究院学術研究員を務め、2016年4月より「食品免疫機能分析学(旧機能性多糖分析学)寄附講座」准教授に就任。
(4)開設期間:2016年4月1日より5年毎の更新を予定
(5)期待される研究成果:
・多糖類の定量・構造解析・生体分布測定にかかる新規分析技術の開発
・生活習慣病・アレルギー疾患・感染症・がんなどの発症予防および治療改善に寄与する機能性多糖の実効性評価および作用機序の解明に関する学術研究
・機能性多糖を含む食品素材の分析ならびに基礎および臨床研究の推進と情報発信
・当該学術領域における研究や食品業界における製品開発に先導的立場で携わる優秀な人材の創出
以上の項目を中心とし、食品中に含まれる多糖類の研究を通して、食品分析学および食品機能科学研究の発展と、国民の健康維持および生活の質向上に貢献することを目的とする。
2.当研究所の役割
(1)本寄附講座にて取り組む研究を共同実施する
(2)研究成果を広く国民等に啓発する
当法人は、「抗がん作用」「コレステロール低下作用」「血圧低下作用」「抗ウイルス作用」などさまざまな生理機能が解明されている「フコイダン」について研究を行なっています。